あやめ通信(スタッフブログ)

新潟県立新発田病院 スタッフのブログです

「BSC成果発表会」

平成27年度BSC部門長シート成果発表会が3月10日に県庁で行われ、新発田病院地域連携センターのBSCシートが見事「審査員賞」を受賞しました。

【審査委員コメント】

○退院支援委員会と地域連携センターのBSCが院長シートから展開され、アクションプランで連動している点が非常によい。また、病棟との連携も図られている。

○目標値の検討、モニタリング・評価が適切に実施されている。

○地域連携センター長が発表されたことで、地域連携センターの目標と取組みが非常にわかりやすかった。

○戦略マップを時系列(取組の結果である「財務の視点」を上)とすると、因果連鎖がつながってわかりやすい戦略マップとなる。

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(H.K)

 

「新人看護師の看護観発表会」

3月2日、今年度の新人14名が「次の一歩、私の大切にしたい看護」を発表しました。

患者さんの看護を通して、たくさんの学びや気づきがあり、看護師としての責任の重さ、看護の喜びや楽しさを実感していました。

さなぎが蝶になり飛び立つように、美しく大きく成長した新人看護師たち。発表を聞きながら感動のあまり思わず涙ぐむ師長の姿もありました。

先輩や周囲の多くの方たちの温かい支援に感謝、感謝です。

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看護管理室 S・I

「病院機能評価を受審して」

2月18・19日の2日間にわたり、公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価(3rdG:Ver.1.1)の訪問審査を受審しました。

病院機能評価は、第三者から病院の管理運営や医療の提供について評価を受け、病院の問題点を明らかにし、更なる医療の質向上を図るものです。

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当院は平成18年10月まで病院機能評価の認定を受けていましたが、当時、新病院建設も重なり更新を断念していました。

今年新築移転後10年を迎えるに当たり、これからも患者さんにより良い医療を提供するため院長が受審を決断し、昨年4月から職員一丸となって受審に向けた準備を重ねてきました。

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当日は精神領域の副機能も含め6名のサーベイヤーが来院し、書類確認・面接調査・ケアプロセス調査・部署訪問と病院機能全般に渡り調査が行われました。各部門では事前にリハーサルを行うなど充分な準備を行ってきましたので、大きなトラブルもなく比較的スムーズに受審することができました。

審査結果は概ね6~8週間後に中間的な結果報告が来ることになっていますが、当日の講評及び意見交換ではサーベイヤーからお褒めの言葉をいただくなど、感触は良好でした。

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(O&K)

病院看護師が地域実習…。パート2

それでは、2名の看護師からの報告です。

 

《 その人らしさを大切にした意思決定支援 》

在宅支援実習では介護支援センターのケアマネジャーさんに同行させて頂き、居宅介護の実際を学ぶことができました。病気や医療・介護に関わる事柄だけでなく、その人らしさ・利用者さんの望む生活を大切にしたケアプランを立て実践されており、とても感心させられました。新発田病院では急性期医療・看護の提供が中心となっていますが、それと同時に、入院時から意思決定支援を十分に行ない、医療・福祉が連携しながら治療後の生活の再構築を進めていかなければならないと感じました。ご指導ありがとうございました。

(S.W)

《 生活スタイルに合わせた柔軟な支援 》

小規模多機能ホームで実習させて頂きました。「通い」「訪問」「宿泊」のサービスを組み合わせることで、利用者さんひとりひとりの生活スタイルや家庭の状況に合わせた柔軟な支援が受けられ、利用者さんの安心と満足につながっていると実感しました。一人暮らしが難しいと思う方でもサービスを組み合わせることで、住み慣れた自分の家で生活を送ることができることと学びました。丁寧なご指導ありがとうございました。

(K.H)

tokiki

 

多職種学習会

平成27年12月3日、多職種連携に関する勉強会に参加しました。

新発田病院からの退院を想定した架空の患者さんの事例について、入院時と退院時に必要な情報は何かを考えるグループワークを通じて、多職種がそれぞれの役割を互いに理解しながら、効果的な支援について考えました。

会場は120名を超える参加者で熱気にあふれ、新発田病院からも、19名の職員が参加させて頂きました。

参加した職員からは、「病院の中にいてはわからない、ケア側の発想が新鮮だった」「率直な意見をうかがうことができた。生活の場での患者さんの姿をイメージして、退院に結び付けたい」等の感想が聞かれました。

連携の基礎となる情報提供ですが、職種によって、ポイントが違っており、それを互いに理解し、補い合うことで効果的な支援ができることを再確認しました。今後も地域の皆さんと一緒に学び、患者さんに還元していきたいです。

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地域連携センター M