あやめ通信(スタッフブログ)

新潟県立新発田病院 スタッフのブログです

「病院機能評価を受審して」

2月18・19日の2日間にわたり、公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価(3rdG:Ver.1.1)の訪問審査を受審しました。

病院機能評価は、第三者から病院の管理運営や医療の提供について評価を受け、病院の問題点を明らかにし、更なる医療の質向上を図るものです。

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当院は平成18年10月まで病院機能評価の認定を受けていましたが、当時、新病院建設も重なり更新を断念していました。

今年新築移転後10年を迎えるに当たり、これからも患者さんにより良い医療を提供するため院長が受審を決断し、昨年4月から職員一丸となって受審に向けた準備を重ねてきました。

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当日は精神領域の副機能も含め6名のサーベイヤーが来院し、書類確認・面接調査・ケアプロセス調査・部署訪問と病院機能全般に渡り調査が行われました。各部門では事前にリハーサルを行うなど充分な準備を行ってきましたので、大きなトラブルもなく比較的スムーズに受審することができました。

審査結果は概ね6~8週間後に中間的な結果報告が来ることになっていますが、当日の講評及び意見交換ではサーベイヤーからお褒めの言葉をいただくなど、感触は良好でした。

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(O&K)

病院看護師が地域実習…。パート2

それでは、2名の看護師からの報告です。

 

《 その人らしさを大切にした意思決定支援 》

在宅支援実習では介護支援センターのケアマネジャーさんに同行させて頂き、居宅介護の実際を学ぶことができました。病気や医療・介護に関わる事柄だけでなく、その人らしさ・利用者さんの望む生活を大切にしたケアプランを立て実践されており、とても感心させられました。新発田病院では急性期医療・看護の提供が中心となっていますが、それと同時に、入院時から意思決定支援を十分に行ない、医療・福祉が連携しながら治療後の生活の再構築を進めていかなければならないと感じました。ご指導ありがとうございました。

(S.W)

《 生活スタイルに合わせた柔軟な支援 》

小規模多機能ホームで実習させて頂きました。「通い」「訪問」「宿泊」のサービスを組み合わせることで、利用者さんひとりひとりの生活スタイルや家庭の状況に合わせた柔軟な支援が受けられ、利用者さんの安心と満足につながっていると実感しました。一人暮らしが難しいと思う方でもサービスを組み合わせることで、住み慣れた自分の家で生活を送ることができることと学びました。丁寧なご指導ありがとうございました。

(K.H)

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