麻酔科
麻酔科の業務
手術時の麻酔
〈麻酔について〉
麻酔は手術を安全に遂行できるように痛みやストレスから患者さんの生命を守ることを最大の目的としています。麻酔方法には全身麻酔や硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、神経ブロックなどがあります。手術内容や患者さんの状態を加味してこれらを選択し、ときには組み合わせることで適切な周術期管理を行っています。
〈手術前について)
麻酔による合併症を防ぐために入院前あるいは入院後に麻酔科による術前診察を行っています。問診や身体診察に加え、必要に応じて追加検査をしていただく場合があります。また、手術前は安全のため絶飲食となり内服薬にも制限がかかることがあります。
〈手術後について〉
痛みの程度は手術内容によって様々で個人差もあります。それぞれに適した鎮痛方法を提供していますが、痛みが強い場合には追加の鎮痛をご提案できることがありますのでスタッフにご相談ください。
ペインクリニック
痛みは身体的な要因だけでなく、精神的な要因や社会的な要因が複雑に関与していることがあります。難治性の疼痛に対して薬物療法や神経ブロックなどによって多方面からアプローチし、痛みを軽減させて生活の質を改善することを目的としています。
当院の麻酔科の特色
・当院は日本麻酔科学会の認定施設であり年間4000件近い手術のうち約2000件を当科で管理しています。また、そのうち緊急手術が約3割を占めています。
・麻酔科医は6名在籍しており、麻酔科専門医が4名、ペインクリニック専門医が1名在籍しています。(2024年度現在)
・当科外来は完全予約制です。
スタッフ
小川 充 | 本間 隆幸 | 若井 綾子 | 平石 舞 |
佐久間 一樹 | 野村駿希 |
「外来診療担当医一覧」こちらをご覧ください。