院外報・新発田病院だより

Web版新発田病院だより 第12号2003年11月

新発田病院の医療事故防止への取り組み リスクマネージメント部会 鈴木 薫

最近、数多くの医療事故の報道がなされており患者さんは不安を感じている事と思われます。医療事故は患者さんにとっては勿論、病院にとっても大変な事です。新発田病院では、医療事故防止対策委員会(事故が発生した場合に原因を検討し、対策を行う委員会)とリスクマネージメント部会(事故につながった可能性のある事例を検討し、対策を検討する委員会)の二つで事故防止に対する取り組みを行っています。 全ての医療行為には事故防止の対策が実行されています。今回は新発田病院で行っている「患者取り違え防止」と「ガーゼ置き忘れ防止」の対策についてお話しします。

「患者取り違い」防止策
  • 手術前に手術室の看護師が患者さんと話し、その看護師が手術室で患者さんを受け入れます。
  • 手術、検査(血管造影等)で部屋を出る前にネームバンドを患者さんに付けて貰います。
  • 手術室に入った時に、患者さんには名前を名乗って貰い、カルテとネームバンドと名前が一致する事を複数の看護師が確認します。
  • 麻酔をかける前に麻酔医が患者さんの名前とネームバンドを確認します。
  • 手術が始まる前に複数の医師、看護師が名前、手術部位等を確認します。

患者さんは何回も名前を確認されますが、事故予防の為ですので御協力をお願いします。

「ガーゼ置き忘れ」防止策
  • 手術に準備したガーゼ類は全て、数を数え記録します。
  • 手術中に使用したガーゼ類、身体から取り出したガーゼ類を全て数え記録します。
  • 手術終了前に、使用したガーゼ等の枚数と身体から取り出した枚数が一致する事を、複数の関係者が確認します。
  • ガーゼが身体内に残る可能性のある大きな手術(お腹や胸の手術は全て)では、終了前にレントゲンをとり、ガーゼ等が残っていない事を確認します。

新発田病院では、職員が一丸となって事故防止に努めておりますが、事故防止の為には患者さんの協力も不可欠です。是非とも御協力をお願い致します。

健康のためにちょっと役立つ話健康のためにちょっと役立つ話
めまいってナニ?
 新潟県立新発田病院耳鼻科 半藤 英

【ひとくちにめまいといいますが??】
患者さんからはいろいろな訴えがあります。ぐるぐる回る(回転性)、ふらふらする(動揺性)、目の前が暗くなる(立ちくらみ)、まっすぐに歩けない(平衡障害)の4 つに大きく分けられます。頭が後ろに引かれるとか車酔いのようだと表現する方もいらっしゃいます。

【どうして?】
めまいを起こす理由は多彩で、中には早く治療を開始しないとまずいものもあります。診断に重要なのは最初に症状があった時の患者さんのお話です。「どんなめまい?」「突然?だんだんと?」「何をしてる時に?」「一回だけ?それともくりかえし?「何分くらい続く?」といっためまい発作の性質や、発作時の耳の症状(難聴、耳鳴)などから原因を推測します。今までにかかった病気や飲んでいる薬も重要な手がかりになることがあります。

【耳と関係?】
耳の奥には聞こえと平衡感覚を司る内耳という部分があります。体の重心を感じるところを前庭といい、ここの働きが悪くなるとめまいを感じます。しかし、めまいがすべて耳と関係するわけではありません。

【よくある質問:自分はメニエール?】
1 .突然にぐるぐる回るめまい発作
2 .片耳の耳鳴、難聴、時に吐き気
3 .強いめまいが続くのは数時間から数日以内
4 .発作が数カ月または数年に一度起こるが、その間は正常
以上が典型的なメニエール病の特徴です。回転性のめまい発作が一度起こっただけではメニエール病と診断できませんし、検査で聴力低下がなければ他の原因が多いようです。新発田病院耳鼻科にめまい症状で入院される方は年間に約40 例ですが、メニエール病はその中の2 割以下で決して多い病気ではありません。

【何を調べるの?】
耳鼻科では耳や眼の動きを診ることから始まり、聴力、身体の重心の揺れ、体位による血圧変化、前庭機能などの生理検査を行います。脳血管疾患、貧血、低血糖、弱視、頸の血行障害など脳外科、内科や他科の病気を疑った場合には各専門医の診察をお願いしています。

【治療は?】
内服や点滴の他にも、頭の位置を一定の方向に動かす理学療法で症状が改善する場合があります。原因の治療をすることはもちろんですが、めまいが強い場合には患者さんの不安を取り除く必要がありますので、入院していただいて安静を保つことも重要です。当科の統計では単純めまい症での入院日数は平均7.1 日、メニエール病では14.9日です。

【発作の予防は?】
症状が改善してきたら、リハビリや簡単な平衡訓練によって徐々に日常生活に馴染んでいくよう指導しています。低気圧が近づいてくると、めまいや耳鳴の患者さんが増えます。また、発作のきっかけで多いのは早朝トイレに起きた直後ですので、このような時には日常動作を少しゆっくりするよう心がけてください。

<オレンジ色の保険証をお持ちの方へ>
健康保険証(政府管掌)の変更についてお知らせ
 医事専門員 小池

日増しに寒さが肌にしみる季節になって来ました。皆々様につきましては、お体に充分気をつけてお過ごしのことと存知あげます。政府管掌健康保険の保険者証が1 人1 枚のカードに変更になりますのでお知らせいたします。

  • 実施時期:平成15 年10 月1 日から16 年3 月31 日までに順次変更します。
  • 実施内容:紙の保険者証から1 人1 枚の保険者証カード(本人・家族別々)に変わります。16 年4 月1 日からは紙の保険者証は使用できなくなります。
  • 保険者証の留意事項:資格喪失・氏名変更等の場合は速やかに、必ずカードを事業主へ返却して下さい。
  • 保険者カードの提示:病院を受診する度にカードを窓口へ提示して下さい。

投書箱から

《患者さんからの声》

入院のオリエンテーション時に非常時の対応(非常階段等)についての十分な説明がしていただければと思います。新設される病院は10 階建てと聞いていますが、なお一層の説明が必要だと思いました。
*回答*
「入院のご案内」の冊子、一番最後に非常時の避難が明記されております。今後はその冊子を基に入院時の避難経路の説明を徹底していきたいと考えております。

《患者さんからの声》

今日退院することができました。本当にお世話になりました。先生はじめ、看護婦さんのてきぱきした行動、そしていつも笑顔で患者に声をかけてはげましたり、下のせわまで本当に感謝でいっぱいです。看護婦の仕事は本当に重労働ですね。身体に気をつけてがんばって下さい。ありがとうございました。私もがんばって生きていきます。
*回答*
退院おめでとうございます。まだ体力の回復に時間がかかるとは思いますが、あせらずゆっくりと回復される事を願っております。暖かいお言葉、感謝申し上げます。

新病院情報コーナー
新病院の概要(No2)をお知らせします。

Q:
建物の構造はどのようなものですか。
A:
新発田病院は、鉄骨鉄筋コンクリート及び鉄筋コンクリート造11 階建てで11 階は展望ラウンジを計画しています。リウマチセンター及び新発田病院附属看護専門学校は鉄筋コンクリート5 階建てとなっています。
Q:
建物の高さはどの位ですか。
A:
新発田病院は、地上11 階 高さ56.22 メートル、リウマチセンター、附属看護専門学校は地上5 階 高さ27.15 メートルの計画です。
Q:
建物の面積はどの位ですか。
A:
建築面積10,323.67 平方メートル、延べ床面積49,369.80 平方メートルの計画です。
Q:
地震対策は大丈夫ですか。
A:
新病院は地震対策として、免震構造を採用しています。
免震構造とは建物と基礎との間に積層ゴム(ゴムと鉄板を重ね合わせたもの)を設置し、積層ゴムが大きく変形することで建物の揺れを軽減するもので、地震が起きても建物への被害や家具・収容物などの転倒・落下が生じにくくなる特徴があります。

食堂紹介

外来食堂 加賀屋
いつもご利用ありがとうございます。今後ともスタッフ一同、お客様のご利用心よりお待ちしております。 (店長)

営業時間 平日8:00から18:00 土・日・祝日 9:00から15:00 定休日:第2、第4土曜日

人気メニュー
ラーメン(醤油・塩・味噌) ¥430 あやめ弁当 ¥530 焼肉定食 ¥660

店長のおすすめ
・ とんこつラーメン ¥450
・ とんこつチャーシュー ¥600
・ とんこつタンメン ¥600
・ 杏仁豆腐 ¥170
・ パンナコッタ ¥170
★ お得なセットメニューもございます。
★ 付き添いさんの夕食に安兵衛弁当(大550 円、小480 円)をご予約・ご利用ください。
★ 塩分控えめや量の調整などお気軽にスタッフまでお申しつけください。