リハビリテーション科
リハビリテーション科について
当リハビリテーション科では、さまざまな病気やけが等による運動障害や日常生活上の障害等を持つ方々に、疾患(病気)に応じたリハビリテーションによる障害の軽減から、社会復帰の援助まで総合的な診療を行っています。また当院に併設するリウマチセンター内の回復期リハビリテーション病棟と連携し急性期医療から回復期リハビリ医療へのシームレス化に努めています。リハビリテーション科には、理学療法士(PT)8名、作業療法士(OT)4名、言語聴覚士(ST)2名、受付業務1名の計15名のスタッフが所属しています。

理学療法部門:(PT)
理学療法部門では、主に事故や外傷、病気などで運動機能(立ったり、歩いたり)に障害を生じた方々に対して、けがの受傷や病気の発症からより早期にリハビリを開始して身体機能の回復をできるようめざしています。リハビリの対象となる疾患(病気)や診療科は、整形外科・神経内科・脳神経外科の3診療科を中心として、内科(呼吸器・循環器・消化器等)、外科(胸部外科・消化器外科等)、また小児科領域であるNICU(新生児集中治療室)や救命救急センターでの超急性期からのリハビリ、そして精神科への対応と、当院での全診療科へ適切なリハビリが実施できるよう努めています。現在は理学療法士8名が理学療法部門の担当にあたり、それぞれの特徴を生かして診療にあたっています。
作業療法部門:(OT)
作業療法は、病気やけがなどの原因で心身の機能低下をきたした方々を対象に、作業や活動を行うことにより、心と体の元気を取り戻していただくことを目的に行うリハビリテーションです。身体運動活動・日常生活動作・手工芸・レクリエーション・音楽や書道絵画・散歩など日常的に行われる全ての作業・活動が用いられ、楽しみながら意欲を持って訓練に取り組んでいただけるようにしています。
当院では、脳卒中や外傷の患者様を中心として、内科的治療や手術後など各科での治療・安静臥床後の方々にも、病気の発症、入院後早期から、廃用症候群を予防し、早い時期に元気になっていただくことを目標に取り組んでいます。
作業・活動を用いて働きかける作業療法では、身体機能・精神機能・高次脳機能・心理的問題などに幅広くかかわれることが特徴で、心身の機能を補う自助具や福祉機器を用いたり、スプリントと呼ばれる簡単な装具を用いて行うこともあります。
言語聴覚療法部門:(ST)
ST部門では、主に脳卒中後遺症の一つである失語症・構音障害・音声障害を中心としたことばの問題に対応し、その改善、軽減を目指しています。
急性期のより早期からSTが介入することで、廃用の予防、早期回復を図り、患者さんやご家族の負担を少しでも軽減できるように取り組んでいます。突然の病気、入院、また言葉の通じない状態は患者さん本人はもちろんのこと、ご家族の戸惑いも大きいことでしょう。どうしたら言いたいことが伝わるのか、理解してもらえるのか、共に考え、援助していきたいと思います。
また、食べ物がうまく飲めない・むせてしまうなどの、嚥下障害を主とする食事の問題にも対応しています。2005年よりスタートした当院のNST(栄養サポートチーム)活動にも積極的にかかわってきました。病棟スタッフとも連携し、チームアプローチを目指します。
ことばの問題、食事の問題・・気になることがありましたら、どうぞ遠慮なく相談してください。
通常の外来診療は行っていません
